紀州有田蒲鉾-伝統の味／ほねく・かまぼこ｜ありだかまぼこ

＜有田蒲鉾のある有田市＞

有田市（ありだし）は和歌山県の北西部、有田川の河口近くに位置し、海、山、川と自然に恵まれ、みかんの里と太刀魚のまち、渦巻き蚊取り線香のゆかりの地である有田市。
春になるとみかんの花の香りが街中に広がり、また秋から冬になると、実ったみかんにより市内の山々が鮮やかな黄金色に染まり、四季の移り変わりをみかんとともに感じる街です。

漁業も盛んに行われています。「市の魚」にも指定されている「太刀魚」は、漁獲量日本一を誇ります。
当社では漁獲量日本一の箕島漁港より水揚げされたばかりの太刀魚を使用しています。
有田地方では「ウタセ船」と呼ばれる漁船（2級船・12t・ 30馬力）で出漁し、太刀魚は「底引き網」と呼ばれる漁法で捕獲されます。
午前3時に一斉に出漁し午後3時にセリが始まるためその時刻に合わせて帰港します
太刀魚の漁場は紀伊水道で、北は兵庫県の「淡路島」の近辺から南は「南紀白浜」、西は「徳島県」の近くまでですが、季節により魚群が移動いたします。